SAS Japan Blog

活用事例からデータ分析のテクニックまで、SAS Japanが解き明かすアナリティクスの全て

SGF2017 レポート – 初日、オープニングセッション他

今年のSAS Global Forum は、USのフロリダ州オーランドで開催されました。

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例年同様日曜日スタート

従来と異なるのは、パートナー様向けの、SAS Partner Forum 2017 がSGFと同時開催されたことです。日本から参加されたSASジャパンのパートナー企業様は、前日夜のレセプションから始まり、イベント週間の先頭をきって、日曜日朝8:30からのSAS Executiveも登壇するセッションに参加いただき、みっちり午後までのスケジュールを、忙しくこなして頂きました。その様子は、こちらのSAS Partner Blogよりビデオでご覧いただけます。お忙しい中を時間を割いて日本からご参加いただくパートナー企業様が年々、増加しており、今年もセッション他、有意義なコミュニケーションの時間を過ごさせていただきました。誠にありがとうございます。多種多様なスキル・経験をお持ちのパートナー企業皆様に囲まれ、今後のSASビジネスに非常に心強さを感じました。

明日のリーダーを育成する

さて、SAS Global Forum、通称SGFは、初日の夜のOpening Sessionからスタートなのですが、その前に、前述のパートナー様向けのイベントだけでなく、毎年最も重要なイベントの一つであるAcademic Summitが行われます。これは、SASが重要視することの一つである、人材育成・教育への投資、そしてその結果、社会へ優秀なデータサイエンティストを生み出すための活動であるAcademic Programの年次の総会のようなものです。教育関係者だけではなく企業関係者も参加することで、実務で役立つ教育の促進と人材の確保というエコシステムを形成しています。これを特徴付ける数字としては、このイベントのスポンサーを見てもわかります。

  • 通常のパートナー企業様のスポンサーが29社
  • アカデミックのスポンサーは、16教育機関。

この数から見ても、本イベントを大学などの教育機関が重要視していて、教育と企業との連携が盛んであることが伺えると思います。

SAS Global Forumそのものが、教育機関と民間企業の接点の場であり、学生の発表や表彰、そして参加大学の企業へのアピールの場にもなっています。さて、Academic Summitのアジェンダを見てみましょう。

  • ネットワーキング
  • SAS担当エグゼクティブの挨拶
  • スカラシップ受賞者の紹介
  • Student Ambassador Program受賞者の紹介
  • Student Symposiumファイナリストの発表
  • ゲスト講演
Academic Summitネットワーキングの様子

Academic Summitネットワーキングの様子

Student Symposium(SGF2017で実施されるコンペティション)の優勝チームである、Kennesaw State University の “The Three Amigos”は、「銀行の定期預金契約者の決定要因をロジスティック回帰と決定木で分析」したものでした。その他Student Symposiumの発表は以下のようなものがありました。

日本でも同様の取り組みを推進しており、同様のエコシステムの確立により、日本の将来を担う優秀なデータサイエンティストの育成を支援していく一環として、5/23に開催されるSAS Forum Japanにおいても学生に参加いただきます。是非、企業の皆さん、学生の皆さんにご参加いただければと思います。

そして、この後にようやく本当の開始セッションである、Opening Sessionが行われました。

すべての人、すべての場所にアナリティクスを

Opening Sessionは、19:00にスタートしました。ハイライトはこちらからビデオでご覧頂くことができます。『アナリティクスをあらゆる場所で利用可能にすることがSASのミッションです。データのあるあらゆる瞬間、あらゆる場所でアナリティクスが利用可能になったらと想像してみましょう。可能性は非常に大きく、これまで不可能と思われていたことを可能とするでしょう。』と冒頭のジム・グッドナイト(Chief Executive Office)の挨拶で始まりました。

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開始直前の会場。実は今年の会場は超横長だったため、出入り時の混雑が激しかったです。

SASは、アナリティクス・エコノミーをドライブする

続いて、Chief Marketing Officerのランディ・ガードが登壇し、SAS ViyaにSASが注力している背景を述べました。

『アルゴリズムやテクノロジーの進化が早いこの成熟した時代は、「アナリティクス・エコノミー」と言える。ここでは、破壊的なイノベーションが普通であり、多くの人が、『破壊者』になろうとするし、多くの人が『イノベーター』になろうとする。そして、そのような人々のために、SAS Viyaは開発された。』

その未来を象徴するように、SAS Visual Analyticsとコグニティブ・コンピューティングの融合をデモンストレーションで披露し、SAS Viyaがいかにオープンなプラットフォームであるかを語りました。

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CEOのJim Goodnightが、アマゾンのAlexaのインターフェース経由で最新のSAS Visual Analytics最新版を操作しながらプレゼンテーションする様子

 

人工知能:知の幻想

次に、Chief Technology Officerのオリバー・シャーベンバーガーが登壇し、今日のAIについて、そしてSASについて語りました。

SASは、弱いAIすなわちコグニティブ・システムをSASソフトウェアに組み込んでいきます。SASは、既存のソリューションに学習機能を組み込み、ユーザーはテキストデータ、画像データや時系列データにディープラーニングを適用することができるようになります。それを実現するのが、SAS Viyaです。

真の知とは、創造性やイノベーションを伴うものですが、現実には、今日のアルゴリズムやソフトウェアは、スマートですが、我々の能力を拡張し、よりよい意思決定を支援することしかできません。我々に取って代わって意思決定をするテクノロジーを信じきるのはちょっと無理があります。我々の意思決定は、理由に基いています。ときには勘に基いたり不完全な情報だけを頼りに瞬時に判断しています。そのような場面で機械にどれだけのことが期待できるでしょうか?あるいは機械は我々の仕事を学習できるでしょうか?このような思考からわかるように、今日我々が扱うことのできることは全て「知の幻想」です。知と呼べる多くのことは、まだもう少し先の話しになります。

Data for Good

SASが推進するデータを活用した人道支援/社会支援(Data for Good)の取り組みをさらに発展させる、クラウドソーシングを通じた洞察の集約のための新しいプラットフォーム、GatherIQのリリースが発表されました。

参考:プレスリリース「SAS、データと群衆のパワーを結束してグローバルな人道問題の解決を支援」

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GatherIQアプリのインタラクティブなビジュアライゼーション

(二日目に続く)

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