ビッグデータ時代の幕開け
〜大量データをビジネスに役立てる、その前に考えておくべきこと〜
[分析予測]
【INDEX】
- [1] 世界の情報量が年間 59 %の割合で増加する時代に
- [2] コンピュータ技術の進展がビッグデータを形成
- [3] ビッグデータの本質は最適な意思決定を行うことにある
従来の技術では処理が難しい複雑かつ大規模なデータ群を指す「ビッグデータ」が、市場で高い関心を集めている。ビッグデータに埋もれる価値の高いデータから新たな知見や洞察を獲得し、競争優位やビジネスチャンスの獲得につなげることが成長戦略の軸になると多くの企業が認識し始めているためだ。本稿では、ビッグデータを管理する上での注意点、ビッグデータが形成されてきた経緯、ビッグデータの可能性について解説する。
ブロードバンドの普及やストレージ容量の拡大、データ並列分散処理技術やインメモリデータベース技術の実用化などに伴い、データ活用の流れの中にビッグデータを含めていこうという考え方が脚光を浴びている。ソーシャルメディアやモバイル端末の普及を背景に、新しいタイプのデータが増えた。ビッグデータが新しいのは、企業が保有するデータの“量”と“質”がこれまでと大きく異なるというポイントにある。
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